女性なら必ず訪れる更年期では、個人差はありますが、身体的、精神的にもさまざまな症状が現れます。
今回は、更年期の精神的に起こりうるさまざまな症状、そしてそれらが少しでも和らぐ対処法をご紹介します!
更年期に伴って訪れる、精神的なさまざまな不調。
これらは、ホルモンバランスの変化ももちろんですが、女性ならではの妊娠・出産、子育てなど環境の変化からも影響を受けているといわれています。
ただ、症状は人によって異なりますし、症状の程度も個人差があります。これらの症状は他の疾患と関連している場合もあるため、具体的な症状がある場合は医師に相談することが重要です。
更年期の代表的な精神的な症状と、その原因をご紹介します。
・イライラしやすい
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促す脳からの指令と、実際にエストロゲンが分泌されない身体とのギャップに脳が混乱し、自律神経が乱れることが原因とされています。
さらに、50代の女性は子どもの進学や就職、仕事における責任など家庭や職場においてもさまざまな環境の変化が多い年代でもあります。
環境的な要因も関係しています。
・不安、落ち着かない
ホルモンの急激な現象は、脳が混乱を起こすことで自律神経が乱れ、さまざまな不調ガあらわれます。
若いときは、女性ホルモンの恩恵で健康も守られてきましたが、それが少なくなるので体にも今まで感じなかった不調が起こりやすくなります。
この現象は自然に起こることなのですが、今までに感じることのなかった日々の不調に不安を覚える方が多いそうです。
・疲れやすさ
こちらもホルモンバランスが不安定になることで起こります。
自律神経が不安定になることで疲れやすくなり、慢性的な疲労感を覚えることが多くなります。
・医療機関への受診
日々の不安など個人差はありますが、更年期の陰に不安障害やうつ病のような病気が隠れているケースもあります。そういった場合は、精神科や心療内科などの専門医の治療が不可欠です。
更年期で心療内科を受診する方は、少なくないそうです。
・生活習慣の見直し
バランスの取れた食事や適度な運動は、乱れた自律神経を整えるサポートや、リフレッシュにおすすめです。
・ハーブ
ハーブティーやアロマで気分をリラックスさせるサポートをします。
また、ハーブには血行促進やリラックス、自律神経を整えるサポートをするものも多いため、ハーブティーや料理に取り入れることで身体の内側から身体の不調に働きかけます。
いかがでしたか?今回は、更年期に起こりやすい精神的な症状をご紹介しました。精神的なものにもホルモンバランスは関係しますが、まわりの環境も大きく関係しています。
自分に合った改善策で、更年期を乗り越えていきましょう。